November 11, 2025 | Nihonbashi, Tokyo
この度imecは、日本の再生医療及び細胞遺伝子治療分野のエコシステムを牽引しているLINK-J・RISE-A・JSRMと共催する形で上記シンポジウムを開催致します。本シンポジウムにおきましては、imecが培って参りましたデータドリブン、且つ自動化された、高精度なワークフローを持つ統合されたシステムを、日本の再生医療を代表される皆さまにご紹介申し上げます。
再生医療、及び細胞治療分野における研究開発は、例えば生物学的なばらつき、製造拡大の難しさ、複雑化した細胞取扱手順、不完全な品質管理といった等、独自の課題に直面しております。これらの課題解決に向けて、私どもimecは半導体の専門知識を応用し、自動化、高精度化、再現性に優れた、シリコン基盤の技術解決策を研究、開発、製造の現場にグローバルに提供して参りました。
今般、私どもimecのシリコン基盤技術を、共催各位のお力添えを頂く形で、日本の再生医療及び細胞遺伝子治療の分野に従事されている皆さまに是非知って頂きたく存じます。
今回ご紹介するimecの基盤技術ポートフォリオは以下:
これらのモジュール化されたテクノロジーを、細胞分離・拡大フェーズに始まり、培養モニタリング、品質管理至るまで、再生医療及び細胞治療のワークフロー全体に取り込むことで、プロセスを標準化し、大量培養体制を立上げ、治療供給体制を速やかに確立することが出来ます。
今後imecとしましては業界パートナーと緊密に連携してカスタムソリューションを共同開発することで、私どものシリコン基盤技術がいかに再生医療分野における開発の精度、再現性、拡張性を高めることが出来るかをお示し出来ると考えております。
この度ご用意させて頂いた午後のプログラムとネットワーキングレセプションに参加頂くことで、私どもの半導体基盤技術がどのように再生医療に変革をもたらし得るかを知って頂けるものと思います。ご注目頂きたい点としては以下:
Katrien Marentは2016年にimecのVP(コーポレート、マーケティング、広報)に就任。2020年4月より現職で、経営陣の一員として活動。マイクロエレクトロニクスの工学学位を持ち、1992年にimecに入社、アナログ設計技術者として高エネルギー物理用低ノイズ読み出し回路の設計に従事。
筑波大学客員教授。1993年に製薬会社で研究職としてキャリアを開始し、その後合併を経てバイエル薬品に入社。創薬、薬効検証、再生医療やiPS細胞研究に関わり、心血管プロジェクトマネジメントや医療業務でも役職を歴任。2014年にバイエル・オープンイノベーションセンター日本を設立・運営。2022年よりLINK-Jにて現職。
1989年に東京大学経済学部卒、1998年に同大学大学院法学政治学研究科修了。1989年に三井不動産入社後、企画・調査・都市開発などの職務を担当。2017年にライフサイエンス部門ジェネラルマネージャー、2023年よりフェロー(ライフサイエンス)、翌年フェロー(イノベーション)に就任。LINK-JおよびRISE-Aでの役職も兼任。
プリンストン大学でリソグラフィ用高分子自己集合の研究で博士号取得。BioNano Genomicsの初期従業員として単一分子DNA検出やアッセイ開発プロジェクトを担当。2012年にimecに入社し、ライフサイエンス技術部門の研究開発を統括。
一橋大学卒業後、住友電工と野村総研で財務・経営戦略に従事。1998年に独立系ベンチャーキャピタルを設立し、スタートアップ支援やM&Aアドバイザリーを担当。2016年に神戸大学大学院教授、2018年よりシンプロジェン取締役、2021年より現職。
整形外科医を経て、組織・臓器再生の研究に従事。臓器作製用BIO 3Dプリンターの開発に関わり、Cyfuse Biomedicalを共同設立。九州大学医療再生研究所の客員教授も務める。関連分野で多数の論文を発表。
診断用統合マイクロデバイス、化学・生化学合成、細胞・組織マイクロエンジニアリングの研究に従事。Cranfield大学で生物医学博士号取得。GSK、Sphere Medical、Rovira i Virgili大学で研究職、ハーバード大学Wyss研究所でマイクロファブリケーション・センサー開発チームを指導。40以上の査読論文を共著、複数の特許を保有。
KU Leuvenで電気工学博士号取得、Solvay Business SchoolでEMBA取得。無線通信、ベンチャー創出、企業戦略に従事。以前はCommscopeで企業戦略や事業部門管理に携わる。
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